Column
スマイル相続ちえ袋


弁護士の福田です。
産業革命の時代、イギリスの農村で「囲い込み運動」が起こりました。羊毛の需要が急増し、羊を育てる牧草地が足りないため、農地を柵で囲い込んで強引に牧草地を作り出したのです。これを時期にわけて第一次・第二次囲い込み運動といいます。
そしていま日本では、第三次囲い込み運動(と、勝手に呼んでいる)が起きています。
それは資産を有する高齢者を、相続人(まだ生きているので推定相続人ですが)が高齢者施設に入所させたり自宅に匿ったりして、他の相続人に居場所を教えず接触させなくする運動(?)です。
これにより他の相続人を排除して自分に有利な遺言を作成させたり、資産を掌握して預金を徐々に解約していったりするのです。
ここまでくると、もはや相続争いの前哨戦といえるでしょう。最近こう言った相談が増えています。
こういう囲い込みの危険がある場合は、あらかじめ成年後見や任意後見を利用して予防しておくのがセオリーです。実際に囲い込みが起きてから手を打とうとしても、かなり骨が折れることになります。
この話を聞いてちょっと心配になった方は、スマイル相続プロジェクトへご相談を。